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一日一新

■十三夜 2020年 いつ 十五夜とどう違うの?

十三夜 2020年 いつ

十五夜ほどメジャーではございませんが、

もう一つのお月見として

「十三夜」があります。

 

読み方はそのまま

「じゅうさんや」です。

 

 

十五夜程まんまるお月様ではなく、

やや欠けているものの、

 

それがまた綺麗で美しい

お月様として、

昔から親しまれてきました。

 

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江戸時代には「十五夜」と

「十三夜」と両方見るのが正式で、

 

片方だけでは「片月見」

と言って演技が悪いと

言われていたようです。


私のようなひねくれものも、

きれいな丸より、

 

やや不整形のほうが

味があって好きです。

 

 

それでは2020年の

「十三夜」は一体、

「いつ」でしょう。

 

はい、2020年の十三夜は

ずばり、

『10月29日』となります。

 

十三夜は旧暦の9月15日

の夜の事を言い、

 

十五夜同様に毎年

日が変わります。

 

 

 


ここからは豆知識です。


十三夜 樋口一葉の小説あらすじ

 

あの5千円札で有名な

樋口一葉の作品に

「十三夜」があります。

 

もちろん、そんなことは

知りませんでした。

 

 

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少し知識欲がでたので

下記にあらすじを、、、

 

 

十三夜 あらすじ


物語は江戸時代。

主人公の 「お関"」は、

高級官僚・原田勇の妻。

 

お関は貧しい庶民でしたが、

遊んでいるところを原田に

見染められ結婚。

 

しばらく幸せな家庭生活を

していましたが、

 

一人息子の太郎を出産後に

急に態度が変わり、

お関に辛く当たるようになります。


辛抱も限界で、実家に行き離縁を

しようと相談に行きます。

 

結局、父親に諭され、再び

原田の元へ向かうために

人力車で戻る途中、

 

車夫に

「お代はいらないので、ここで降りて欲しい」

といきなり言われる。

 

よくよく車夫の顔を見ると、

見覚えのある顔、、、

 

幼なじみで共に思いを

寄せ合っていた

録之助とわかります。

 

 

録之助はお関がお嫁に

いったあたりから

 

人が変わったように荒れた

生活をするようになります。

 

そんな録之助にお関は

お金を包み、

 

昔の録之助さんに戻って

くださいと言って別れます。

 

その二人を「十三夜」

明かりが照らします。

 

興味のある人は是非、

ご覧ください

 

 

 

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続いて豆知識パートⅡ


十三夜美人


月下美人」と言う花を

ご存知の方も多いと思いますが、

 

同じサボテンの仲間で

「十三夜美人」という

植物が存在します。

 

月下美人同様美しい

お花のようです。

 

興味のある方はこちら

普通のヤフーの画像ですが、、

 

「十三」と言う響きは

何だか怪しく不気味な

 

感じですが、

妙に魅力的な響きです。

 

十三夜から話が随分と

反れてしまいましたが、

 

日本のよい習慣を

一人で過ごすのも良し、

 

恋人と過ごすもよし、

 

家族で過ごすも

 

よしですね。