imomochi

一日一新

水のうの作り方は? その効果は? トイレ以外の設置場所を解説

九州から東海にかけての豪雨被害が深刻です。

連日ニュースで被害状況が放送されており、

同じ地域に何度も降り続いています。

 

熊本地方では毎年のように、大きな災害に

見舞われている気がします。

被害にあわれた全ての方にお見舞い申し上げます。

 

f:id:kingzyo:20200709223041j:plain

 

 

 

大雨で床上まで浸水しそうな時、

『水のう』が大きな役割を果たしていると聞きました。

 

「土嚢(どのう)」なら聞いたことがありますが、

「水のう」って初めて聞きました。

 

yuotubeでは既に4~5年前から

その作り方がアップされていました。

 

国交省でも有効な手段として紹介されています。

 

 

 


水のう効果

豪雨のときは、もともと地下にある

下水の水位が上昇し、汚物などが

逆流してしまう現象がおきます。

 

 

家の中に万が一、汚物が入って

しまうと後の処理が大変。

 

只の水でも侵入すると大変なのに、

匂いや消毒作業などで、

想像できないほどつらいです。

 

そんな時に効果をはっきする「水のう」

土をスコップで入れて作る土嚢と

同じ効果が期待できそうです。

 

 

f:id:kingzyo:20200709223426j:plain

 


水のう 作り方


ゴミ袋などの大きめ(45リットル程度)

のビニール袋を二重、三重に重ね、

 

半分(20リットル程度)ぐらい

水を入れ、口をきつく縛る》

 

①あまり水を入れすぎない
②残りの空気を抜く
③きつく縛る、、、

のがコツです。

 

 

こちらのイラストのように、

もう少し丈夫なものも売っていますね。

 

f:id:kingzyo:20200709224835j:plain

 

湧き水などを汲みに行くときに

持っていく携帯用の水入れです。

 

これなんかも役に立ちそうですね。

 

 

 

 

「土のう袋」でなく「土NO袋」


こちらは、水につけると3分で膨張する、

まさしく土の要らない「土NO袋」

なるものもあります。

 

玄関などの低い場所から

侵入してくる水に有効です。

 

ただ値段がとっても高いので一般住宅では、

現実的ではないかもしれません。

 

 


水のうの作り方とトイレ以外に設置する場所は


「ゴポゴポ」といった異音が、

家じゅうの排水口から聞こえてきたら要注意。

 

もうすぐそこまで危険が迫っています。

 

まずはトイレの蓋をあけ、

「水のう」で重しをしましょう。

 

トイレだけではダメです。

 

思いつく家じゅうの

「排水口」を塞ぎましょう

 

トイレの他に、台所の排水口、

浴室の排水口、洗濯機の排水口、

小さな手洗いがあればその排水口も、

 

もし、床下点検口があれば、

その間からも侵入する恐れがあります。

 

「水のう」で上から押さえつけましょう。
水のうが無ければ、ポリタンクなどの

重たいものでも有効でしょう。


また、家の中で一番低いのが玄関だと思いますが、

そちらにも侵入帽子の「水のう」を準備しましょう。

 

 

一度に大量に降る雨、

 

数か月分の雨が一日で降るなど、

以前ではあまり予想しなかったことが

増えてきました。

 

今まで何ともない地域も

いつ当事者になるかわかりません。

 

災害の時の教訓をしっかり学び、

充分な備えをしたいものです。

 

もしものことがない限り、

なかなか腰をあげないのですが、、、